お知らせ衛生委員会からのお知らせ
2025.05.22
2025年5月度 衛生委員会からのお知らせ
従業員 各位
日頃のご精勤に心より感謝申し上げます。
5月度の衛生委員会の資料になります。
5月度のテーマは「帯状疱疹について」です。
皆様に置かれましては、是非とも健康に留意いただき、
業務に努めていただきたいと考えております。
ご安全に!!
2025年5月度
衛生委員会資料
産業医 坂井 伸好
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
80歳までに約3人に1人が発症すると言われています1)。
帯状疱疹の症状
愛知医科大学 皮膚科学講座 渡辺大輔先生ご提供
帯状疱疹の初期症状は、皮膚の痛みや違和感・かゆみです。
続けて皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。
帯状疱疹の合併症
帯状疱疹の合併症として、皮膚症状が治った後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)(ピーエイチエヌ)」が知られています。
さらに、帯状疱疹は目や耳や顔にも症状が出ることもあります。
※経過や痛みの程度には個人差があります。
帯状疱疹の原因
帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じウイルスで、日本人の成人90%以上の体内に潜んでいます。
加齢や疲労、ストレスで免疫機能が下がると、ウイルスが活性化して帯状疱疹を発症することがあります2)。
50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています1
帯状疱疹の予防
帯状疱疹の予防には、規則正しい生活習慣や適度な運動が大切です。
その他に50歳以上の人は、帯状疱疹の予防接種を受けることができます。
接種ができない人、あるいは注意を必要とする人もいますので、接種については医師にご相談ください。
※予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。