2025年5月度 衛生委員会からのお知らせ

従業員 各位

日頃のご精勤に心より感謝申し上げます。

5月度の衛生委員会の資料になります。

5月度のテーマは「帯状疱疹について」です。

皆様に置かれましては、是非とも健康に留意いただき、

業務に努めていただきたいと考えております。

ご安全に!!

 

    

2025年5月度

衛生委員会資料

産業医 坂井 伸好

 

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
80
歳までに約3人に1人が発症すると言われています1

 

帯状疱疹の症状

愛知医科大学 皮膚科学講座 渡辺大輔先生ご提供

帯状疱疹の初期症状は、皮膚の痛みや違和感・かゆみです。
続けて皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。

 

帯状疱疹の合併症

帯状疱疹の合併症として、皮膚症状が治った後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)(ピーエイチエヌ)」が知られています。
さらに、帯状疱疹は目や耳や顔にも症状が出ることもあります。
※経過や痛みの程度には個人差があります。

 

帯状疱疹の原因

帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じウイルスで、日本人の成人90%以上の体内に潜んでいます。
加齢や疲労、ストレスで免疫機能が下がると、ウイルスが活性化して帯状疱疹を発症することがあります2
50
歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています1

 

帯状疱疹の予防

帯状疱疹の予防には、規則正しい生活習慣や適度な運動が大切です。
その他に50歳以上の人は、帯状疱疹の予防接種を受けることができます。
接種ができない人、あるいは注意を必要とする人もいますので、接種については医師にご相談ください。
※予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。