2020年4月度 衛生委員会からのお知らせ

従業員 各位


日頃のご精勤に心より感謝申し上げます。

4月度の衛生委員会の資料になります。


4月度のテーマは「新型コロナウイルス感染症対策」です。

皆様に置かれましては、是非とも健康に留意いただき、
業務に努めていただきたいと考えております。

ご安全に!!

 

令和2年4月度 

衛生委員会資料 

産業医 坂井 伸好

 

新型コロナウイルス感染症対策

風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや

手洗いなどの実施がとても重要です。

感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、

外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いします。

集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、

「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。

換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。

 

次の症状がある方は(1)(2)を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。

(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。

 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)

(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。

※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が2日程度続く場合、

又は強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

 

センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、

専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。

マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、

インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。

 

 【相談後、医療機関にかかるときのお願い】

〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。

複数の医療機関を受診することはお控えください

〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、

咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) や

手洗いの徹底をお願いします。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策 ~妊婦の方々へ~

感染が妊娠に与える影響 現時点では、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても、

経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています。

胎児のウイルス感染症例が海外で報告されていますが、胎児の異 常や死産、

流産を起こしやすいという報告はありません。した がって、妊娠中でも過度な心配はいりません。

 

厚生労働省 「新型コロナウイルスに関するQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

一般社団法人 日本産婦人科感染症学会 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について

妊娠中ならびに妊娠を希望される方へ(随時更新)」

http://jsidog.kenkyuukai.jp/information/

 

日頃の感染予防 一般的に、妊婦の方が肺炎にかかった場合には、重症化する可能性があります。

人混みを避ける、こまめに手を洗うなど 日頃の健康管理を徹底してください。

①密閉空間、②密集場所、③密接場面、という3つの「密」が

同時に重なるような場所を避けてください。

働き方 働いている方は、ご自身の体調なども踏 まえ、時差通勤やテレワークの活用、

休暇の取得などについて、勤務先とご相談ください。

 

一般的な注意点

・手洗いを徹底してください。

また、①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声が行われる、

という3つの条件が同時に重なるような場所を避けてください。

・家庭内に感染疑いのある方がおられる場合は、別室で過ごすなど接触を避けてください。

また、タオルや食器の共用は避けてください。

・発熱などがある場合

・妊婦の方で、風邪の症状や3 7 . 5 度以上の発熱が2 日程度続く場合、

あるいは強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は、

早めに帰 国者・接触者相談センターにご相談ください。

 

<妊婦健診の受診について>

・新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した方、ご家族に感染疑いのある方が おられる場合は、

妊婦健診受診前に、かかりつけ産科医療機関に電話でご相 談ください。

・新型コロナウイルスに感染している可能性がある時は、妊婦健診受診を控えていただき、

まずは帰国者・接触者相談センターに電話でご相談いただいた上で、

かかりつけ産科医療機関にご相談ください。

<分娩について>

各都道府県においては、妊婦の方が罹患した場合の周産期医療提供体制の整 備など、

安心・安全な分娩の実現に努めています。

新型コロナウイルスに感染した妊婦の方は、かかりつけ産科医療機関と分娩先などについてご相談ください。

< 働いている方について>

・ご自身の体調なども踏まえ、時差通勤やテレワークの活用、仕事を休む場合の

休業手当の支払い等の賃金の取扱いなどについて、勤務先とご相談ください。

 

※ 厚生労働省から労使団体への要請 厚生労働省から労使団体に対して、

新型コロナウイルス感染症に関して、妊娠中の女性労働者への配慮がなされるよ う、

労使で十分に話し合い、安心して休暇を取得できる体制を整えていただくことなどを要請しています。

 

※ 新型コロナウイルス感染症に関して、下記に関する労働者の方向けのQ&Aをホームページに掲載しています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00018.html